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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報
若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。
チベタヌスの花芽と種のさや
発芽苗
クリスマスローズの原種チベタヌスの花芽が、寒さと共に大きくなってきました。
すでに種を蒔いてから7年。
私どもの所に来てから、すでに5年の歳月が過ぎています。
地堀の株2株、それと共に春に発芽しそれこそマッチ棒のような細い根をした幼子が二つ。
その細い根を一本、それを育ててきました。
やっと、葉芽ではなく、太い花芽が土の中から顔を出してきています。
栽培方法は、夏に葉を枯らさないよう、出来る限り秋10月頃まで緑色をした葉を残すよう肥培に努めてきています。
使っている土はクリスマスローズハイブリットの標準用土に2〜3割軽石を混合した用土です。
特に凝れと行った、マニアックな土や肥料は使用していません。
注意することは水はけは当然のこと、肥料はIB化成とJAで販売している鶏糞を混合した有機肥料を与えています。
ただ、誰にでもお勧めできないかも知れませんが、夏の水やり。
これには非常といっても良いほど注意を払います。
日中は例え、水切れになるようでも一滴も与えません。
そのようなときには太陽の当たらない場所に移動させます。
また、水やりは一日一回夕方4時以降、鉢底から水がしたたり落ちるようにたっぷりと与えています。
クリスマスローズの原種には、チベタヌスやニゲル、リビダスなどと色々ありますが、夏に葉を枯らすようにしては結果は惨めなことになるかと思います。
秋も深まってきた頃、また冬になった頃まで緑色を見せてくれるような配慮が必要かと感じています。
写真でも、まだ上に向かう葉茎は緑色を見せてくれています。
このクリスマスローズ チベタヌスの花が咲くまであと二月。
チベタヌスの種さやです。
多くのチベタヌスは中国からの輸入苗に席巻されていますが、WAKAIZUMI FARMでは国内実生での増殖も行っています。
このチベタヌスは中国からの輸入苗ではなく、多くの人々の手を得て私共の農場にきたチベタヌスの株からの花です。
最初は7〜8年ほど前。
国内で実生された、それも爪楊枝のように細い根だけが一本伸びただけの苗でした。
その苗も年月を数えますと、淡いピンクの花をたくさん咲かせてくれます。
その苗も種をつけて後の世代を作ろうとしています。
チベタヌスの発芽苗です。
昨年の秋に種を蒔き、2月初旬に双葉が発生しました。
ハイブリットの苗と違って原種、それもチベタヌスとなると栽培の難しさはクリスマスローズの仲間では第一番にあげられるかと思います。
しかしそれは中国から根を切られて輸入されたチベタヌスで国内で種を採取し発芽した苗にはどうも当てはまらないような感じがします。
種を蒔き発芽させるまでは他のクリスマスローズと扱い方はほぼ同じかと思います。
この画像は今日のもので、現在は本葉が一枚ほど出ている状態です。
発芽してからは他のクリスマスローズと同じようにポット換えはしておりません。
若干の液肥を与えるだけで、このまま夏を越すようにします。
本葉は7月から8月始め頃にはほとんど赤くなって枯れてしまいますが、土の中では小さな葉芽が赤い顔をして秋を待っています。
蒔き床から初めてポットに入れるのは10月末頃から翌年の2月。
3号ポットに一本ずつ植え替えして、その後しばらくは一年ごとに鉢をゆるめるようにします。
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