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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

クリスマスローズ 今年の収穫

収穫 親株

サイズ変更DSC_1992
今年の冬から春にかけて咲いてきた次世代クリスマスローズ、親株候補の植え替えを開始しました。
都合、セレクトした株は約150株、その中にはダブルの糸ピコティ、最近ではなかなか見られなくなったペールピンク、そして最も一般的になってしまったダブルの白などがあります。

変わったところではバイカラーなどのダブル。
全て花粉交配済みの株です。
花の形は全てカップ咲き、これは誰にも譲れない若泉ファームの定番。
品種ごとに丸弁が似合うクリスマスローズ、また色や柄によって丸弁より剣弁が似合う品種とセレクトしてきています。

5号から6号に入っている株を7号のポットに根を崩しながらの作業。
黒くなった古根の先には真っ白な新根が伸びていますので根裁きにはいっそう神経を使います。
ポットから抜き出してバーべキユーなどで使うステンレスの串で根裁き。
絡んだ根、底の方でとぐろを巻いた根、茎もとから新しく出てきた根に傷を付けないよう細心の注意をしながら行います。

もちろん古い葉を切りながらの作業ですから、ハサミや串の消毒はウィルスの伝播を防ぐために第3リン酸ナトリウムの溶液に浸してから水洗いをして使います。

植え替え前には鉢土の表が白く乾くまでおき植え替えに使う新しい土は水で湿らせておきます。
水分の量は手で握ったときちょうど耳たぶをつまんだ位の堅さ。ぎゅっと握って土の上に落とすと幾つかに割れるくらいの堅さ。
根裁きが終わった株を鉢に入れますが、その際にはほぐした根の隙間に十分な土をステンレスの串で土を揺すりながら新土と根の接触を多くするようにしています。
その植え込みが終わった株は翌日の朝まで一切水は与えません。
翌日の朝に鉢底から抜け出るまでたっぷりと灌水します。

そこで、はたと気がつきます。
前日植え替えした時の株の大きさが一回り近く大きくなっています。
気のせいでも何でもありません。
良く注意してみると、確実に株の大きさ、葉の発生が前日とは異なっているのに気がつきます。新しく出てきた根が活きよい良く伸びて証拠。
春に購入したクリスマスローズの株を植え替えるときには是非とも注意してみてください。
写真は昨年初開花のグリーンダブルスポット。

 

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