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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

クリスマスローズの親戚

キンポウゲ科レンゲショウマ


レンゲショウマ(蓮華升麻)の花が一輪、庭の片隅に植え込んである夏ツバキの根元に咲き出しました。
花茎をのばし始めたのは7月中旬。
緑色の蕾がコロンと膨らみ始めてからかなりの時間がかかっています。
この
キンポウゲ科レンゲショウマ(蓮華升麻)もクリスマスローズと同じで一つ一つの個体に表情があります。
リップの先が濃い個体や真っ白な、また花弁が複数賑やかに八重のようになって咲いてくる花、茎の色が茶色や緑と違っていたり、山に自生しているレンゲショウマを見ていると飽きが来ません。
ほの暗い山の斜面を吹きあがってくる風に小さな花や蕾を揺らせていると幽玄とさえ感じます。
このレンゲショウマを植え込んだ場所にはたっぷりの腐葉土をすき込み、できる限り自生地の条件に合うように植え込みました。

植え込んだ場所は東京、それも周りは住宅地。
山のように十分な日陰や水は望めません。
そのためもあって少し照りが続くと庭土はカラカラに乾いてしまいます。
木々の落ち葉を敷き詰めできる限り土が乾かないように神経を使って、毎日クリスマスローズの水やりの時には地面の奥底にしっかりしみ通るようにしています。

キンポウゲ科レンゲショウマ(蓮華升麻)の種さや   
曇りを利用して殺虫剤を散布していると、クリスマスローズの間に置いてあるレンゲショウマの茎から、何かがぶら下がっている。
よく見ると船を止める錨のような形をしたレンゲショウマの種さや。
8月の下旬に栃木に出かけたときに買い込んできたレンゲショウマだ。今日までクリスマスローズの葉の陰に隠れて見えなかったものだった。

自生地でこのレンゲショウマの花をよく見てみると、形はそれほど変わらないが内弁のリップ近くの紫色。
これが個体によって微妙に違う。
濃くて太い花、僅かしか紫色が載っていない花、また花弁が八重のように複数あるもの。
一株しか見ていないと、その株がレンゲショウマと言うように見えるが、数多く見てみると人の顔のように変化に富んでいる。
のレンゲショウマもキンポウゲ科クリスマスローズの親戚。
種を採って蒔いてみようかと思う。

東京近隣でレンゲショウマが群生して見られるところは青梅線の御岳山や中央線の高尾山など。それと栃木や群馬の低山。
セミの鳴き声に誘われながらレンゲショウマの蝋細工のような花を楽しんできませんか。(8月中旬過ぎが見頃)

 

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