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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

パーティドレス系クリスマスローズダブル

黒揚羽

クリスマスローズパーティドレス系ダブル
今年の春、思いもかけない形で咲いてきたクリスマスローズのダブルとセミダブルで幾分かベィンが激しく纏わり付くので、自分的にはそれほどの好みではありません。
しかし趣味家の一部の方々には好まれているようです。
花はパーティドレス系アプリコットダブルの組み合わせから出てきたセミダブル。

下の花はピコティタイプの花の組み合わせから。
以前にも書いた気がしますが、両方の花とも2000年以前にイギリスからやってきたダブルの子孫。
固定度が定まっていない頃のクリスマスローズのダブルからかもしれませんが、オヤとかアレって言うような花がいくつも出てくるのにはクリスマスローズの不思議を表しているのかもしれませんね。

そのパーティドレス系ダブル、子供たちはどうにか残してはきましたが、売れるかどうかの自信が持てず種そのものもほんのわずかしか採取せず今にきてしまいました。

クリスマスローズパーティドレス系ダブル
クリスマスローズの花色、形とも闇雲に組み合わせると珍品のクリスマスローズは出てくるようですが、美しい、綺麗と言われるようなクリスマスローズが現れてくるか、、、それは捕らぬ狸の皮算用。

まずそれは無い「青いバラ」のたぐい。
青いバラならまだしも歴史の浅いクリスマスローズでは目利きできる人がまず居ない。珍品を貴重などと言って雑誌やネットに載せかねません。

今年はこの二つの花にはじっくりと育ってもらいため花粉付けはせず、一年ほどどんな花に組み合わせればと思案しようかと思っています。

クリスマスローズパーティドレス系ダブル
気温が高くなり花に春の日差しが当たる頃になると、自然の恵みをもらいクリスマスローズの花はいっそう色鮮やかに発色してきます。
オレンジ色やピンクの色は春の色。ある一面、自然の優しさを感じる色です。

昨日、ブログに載せたクリスマスローズのダブルと同じにこの花もかなり前に入手したパーティドレス系ダブルの株から発生してきました。
数年前からハウスの棚にあったはずでしたが気がつくのが遅かったのか、昨年の1月になるまで全く忘れてしまっていたダブルでした。

年の暮れに、その春に出た古葉を切ってしばらくするとカラスの濡れ羽色とでもいうような新葉が発生していて、あれこんな場所にこんな葉がと。
時間が過ぎるとともに色鮮やかに発色した花が、カラスの羽のような黒い葉の間から顔を出していました。

このタイプのクリスマスローズを咲かせようとしても、さてセルフで種を取るわけにもいかず、かといって何に組み合わせれば良いだろうかとこの花も思案が頭のなかをめぐります。

クリスマスローズパーティドレス系ダブル
外側にある5枚の花弁は内外とも粉を吹いたような濃い黒紫。内側の花弁の色は濃い赤。
花の咲き方はやや平咲き。4〜5日前に咲き出してきたパーティドレスの血を引いたクリスマスローズのダブルです。

10年以上前に入手したダブルのクリスマスローズを組み合わせてきましたが、ホームページのトップページに載せているブルーブラックのダブルと、その姉妹株で灰紫のクリスマスローズを使ってみました。
今はやりの丸弁カップの花とは違い、花弁の広がりがクリスマスローズの伸びやかさを感じさせてくれます。
黒いアゲハチョウ、そんな趣のパーティドレス系ダブルです。

 

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