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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

目的によるクリスマスローズ苗の選び方

苗の選び方

クリスマスローズ苗
暑かった夏も終わりに近づき、クリスマスローズの苗が園芸店の店先に並べられるようになってきました。
並べられているクリスマスローズの苗は、ほとんどがハイブリットで3号(9p)のビニールポットの入れられているかと思います。

冬に最中に発芽し、気温が暖かくなった2月末から3月にかけて苗床から3号のビニールポットに入れられ、約半年間,生産者のもとで栽培されて市場などを通じて園芸店に卸されます。
花が咲くまでは、順調に行ってあと1年4ヶ月から2年と少し。
上の写真は8月末に7・5pのポットから4号(12p深ポット)に入れられたクリスマスローズダブルの苗ですが、少し葉の量が多いタイプです。

クリスマスローズ苗
写真の苗はほぼ同時にポット替えされたクリスマスローズの苗で葉の数が少ないタイプです。
よく本などではクリスマスローズの苗を購入するときには葉の数の少ない苗を求めるようにと書かれていますが、何故?と言うことはあまり詳しくは書かれていません。
もともと原種の段階ではヘレボルス無茎種の葉の少ないものは少数派で、長い経験的な育種の段階で葉の少ない苗の方がどちらかというと早く花芽が着きクリスマスローズの花を楽しめることで、それらの葉の少ない苗を選抜して行ったからだと思われます。

何故、葉の少ない苗を選べと言うかというと単に花付きが早いと言うことと葉の間の蒸れが少なく病気にかかりにくいということに尽きます。
種の出所によってはその限りでは有りませんが花の美しさは別問題としての考えです。
園芸店でクリスマスローズの苗を購入するときには、むしろ葉の多寡よりその苗がシングルかダブルか、あるいはどこのナーセリーの系統か、また生産者が誰かを聞くと良いかと思います。

幾つか例を挙げますとオーストラリア系ダブルの白や赤など、またピンクなどの苗ですと、クリスマスローズの葉の数は多くなる傾向かと感じています。
シングルのクリスマスローズはどうかというと、アシュウッド系ですと一部の系統は別にして葉の量は少ないかと思っています。
最近では花茎が太く繊細と言うより圧迫感を感じさせる株が多い。

しかし、国内で種生産者がどのようなタイプの親株を使って種を採っているかによってそれも異なってきます。
色分けされて販売されている苗の場合には、原則として有る程度選抜された同じ色の親を使って種をとっていると思われるので特に問題はないようですが、ミックス苗とされている苗は自然交配され近親交配に近いかも知れません。

苗の葉の多さなどは園芸店で販売されているトレーによってかなりのばらつきが出てくるかと思います。
では、どのようなクリスマスローズの苗を選べばと言うと、ミックス苗は別問題として色分け苗で数年後に庭に植え込んで沢山の花を楽しみたいと言うときには、葉の数が少なく大きな葉茎が活きよい良く出ている苗、これは比較的茎が太くなり花の大きさも大きくなるかと感じます。
そしてクリスマスローズの花の色にもよりますが、クリスマスローズを植え込んだ庭が華やかになるかと思います。

鉢植えで楽しみたいというときには、下の写真のように葉の少ない苗より上の写真苗のような状態の苗、つまり少しくらい葉が多くても特に問題は有りませんので病害の無い苗を探すようにすると良いでしょう。
このように葉の多いタイプの苗が咲くと、花の大きさは中くらいで比較的整形の花が多く見られると思います。
クリスマスローズの花の色や花の形などの好みは別にして、ただ単に葉の多さなどで苗を選ぶより数年後の花の季節にどのような場所で花を楽しもうかということも、クリスマスローズの苗を選ぶときに大切かと思います。


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