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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報
若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。
クリスマスローズとカビ
カビ 昔の人の知恵
仕事の合間、少しばかり時間があったので正月の雑煮用に切った残りの餅を乾かしてかき餅を揚げた。
かき餅を揚げながらのつまみ食いの罰か先ほどから胃の中がムズムズする。
その餅のことで気がついたことがある。
すでに実行している方もあるだろうが正月の餅が余って、しばらく台所の戸棚などに置き忘れてしまい気がつくと緑色のカビまみれになっていることがある。
このカビは人類を病気から救った抗生物質ペニシリンの元になった青カビ。
しかしペニシリンの元になっている青カビといっても、青いカビが付いた餅は毒にならないと解っていても少々気味が悪い。少しのカビなら包丁で削って焼き餅にもできるが。
この青いカビを付かなくさせるために、刺身に使うワサビを練って餅の近くに置くと青カビが出なくなる。
ワサビだけでなくおでんやトンカツに欠かせない黄色いカラシ、マスタード、これでもカビを防ぐことが出来る。
冷蔵庫のない時代ワサビやカラシは食中毒を防ぐ毒消しにと昔からおばあちゃん達が伝えてきた生活の知恵。
クリスマスローズなどに多く出てくる、灰色カビ病。
かなり悩まされている方も多いと聞く。
原因はボトリチスというカビが原因で起きる病気。
発生しやすい時期は気温が20度前後。カビの繁殖には最適な気温。
このカビを原因としたクリスマスローズの病気をワサビなどの自然のもので防ぐことが出来ないだろうか?。
もう5年ほど前の農業関係の本に米ぬかでこの病気を防ぐことが出来るという記事が載っていた。
キュウリ農家の記事だが、病気の出てくる前にキュウリの畝近くにこの米ぬかを蒔くという。
ハウス内でのことで露地でそれが可能かどうかは不明だが、蒔いた米ぬかは数日で白くなり、その後黒くなるという。米ぬか蒔き方にも方法があるようだが、そこには明らかにカビが発生している。
この米ぬかが発生させるカビの種類が何かは不明だが、ボトリチスなど害をなすカビが繁殖する前に米ぬかのカビが発生させる胞子をキュウリの葉に先回りして付け、キュウリの気孔にボトリチスなどが付着するのを防ぐようだ。
封鎖された空間でのテストではないので実効は不明だが、ワサビやカラシなどのことから考えると、まんざらではないと思うが、困ったことが考えられる。
実効があるとしても、これを行っている場所での殺菌剤は散布できない。
有用とされるかも知れないカビさえも殺してしまうから。どちらを採れば良いかは本人次第。
花のシーズンが終わると、ほっとしたような、また来年はなどと色々なことが頭の中を巡ります。
この写真は、この春に来春の親株としてセレクトした株ですが土の上になにやらもやもやとしたものが写っています。
これは一週間ほど前にポットの蒔いた米ぬかと鶏糞の混合有機肥料が発生させているカビです。
カビと聞くとすぐに病気のことが頭に浮かびますが、カビの中には悪役のものと有用なものがあります。
日本酒を造るのもカビ、ワインはもとよりピザには欠かせないチーズを造るのもカビ、醤油も味噌もカビが造る。
有用なカビは悪さをすることはなくむしろ土の中に住んでいるバクテリアを活性化させたり悪さをするカビなどを追いやる効果もあるようです。
親株には3月末頃からこの肥料を与えていますが、この時期多く発生してくる立ち枯れ病や灰色カビ病が昨年に比較して著しく少なくなってきています。
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