クリスマスローズ究極の二択クイズ　答え

アンサー

クリスマスローズを栽培するのに最も優れている鉢は？。駄温鉢が１３、プラスチック鉢が２１。
この質問では駄温鉢という聞き慣れない単語が災いしたかもしれませんね。
駄温鉢は愛知県の常滑などで古くから作られてきた鉢です。
高温で焼かれ鉢首の部分に上薬がかけられ鉢底の穴が大きく広げられているタイプの鉢です。
プラスチックで作られた鉢は底の部分は空気の通りが良いのですが鉢の周辺は外気が全く通りません。根の傷害を極端に嫌うクリスマスローズには、そのような理由から駄温鉢がクリスマスローズ栽培では最も優れています。
ですが用土の配合などによってプラスチックで作られた鉢でも特に大きな問題は出てきません。

原種ニゲルの葉は今切っても良い悪いは、良いが１９・悪いが８。
ニゲルの分類は有茎種とも無茎種ともつかず中間種という分類です。茶色くなった葉を切るのは問題がありませんが、緑色をした葉はハイブリットや無茎種の原種と異なって葉を切るとその後の生育や花の形などに影響が出てくる場合があります。

クリスマスローズの成長期は何時？は春から秋にかけてがゼロ、秋から春にかけてが１７。
この設問は皆さんすでにご存じのようで正解ばかりです。

クリスマスローズが日本に伝わったのは？は、およそ１５年前が１、およそ１００年前が２１。
この設問はブログを読んでいる方をひっかける設問ですが、ブログを読んでいる方々には失礼なことをしたようです。

灰色カビ病の原因は？はウィルスが３、糸状菌が３０
クリスマスローズの病気には一部未知な部分がありますが、ここ７～８年でかなり解明されてきています。主としてクリスマスローズなどの植物の病原には菌・カビ。そしてウィルスなどがあります。
灰色カビ病を発症させるのカビによるものです。
我々を悩ましてきたブラックデスも東京大学などの研究室でカーラウィルスがブラックデスを発症したクリスマスローズから見つかりました。これはまず間違いないものと思われます。

ヘレボルスの原種ニゲルの和名は？は、初雪おこしが１５・寒シャクヤクが１０。
茶花として冬の風物詩にもなっているニゲルの和名は、正月もあけない頃初雪が舞う中で真っ白な花を咲かせるということで、「初雪おこし」が正解。

ヘレボルス・クリスマスローズの原種の種類は幾つ？は、１６種が５・２０種が１６。
しばらく前のヘレボルス属の分類では有茎種・無茎種をあわせて１６種類と言われていましたが、その亜種の中からいくつかの種が独立して現在では２０種類と言われています。
リグリクスやアブリジクスが新たに追加された種です。

クリスマスローズ・リビダスは有茎種？無茎種？は有茎種が１３、無茎種が２。
一口にクリスマスローズを呼ばれている植物には植物の茎の付け根、そこから数本（数は生育段階によって異なる）の茎を春からのばし翌年の春にその茎の頂点から花茎を伸ばして多数の花をつけるのが有茎種です。
従ってリビダスは有茎種の仲間。

クリスマスローズ・ヘレボルスの自生地はどこ？は、北半球が１７南半球は０。
ヘレボルスの自生地は全て北半球です。南半球にはヘレボルス属の植物は自生していません。

クリスマスローズの育種が最初に始まった国は？ドイツが３：イギリスが１０。
一つの逸話に、かのヘレンバラードさんがヘレボルスの育種を開始しようとして、その育種に関しての文献を求めた国はドイツです。
クリスマスローズ発展の大きな功績がイギリスには有りますが育種を開始した最初の国はドイツです。

一般にリビダスの発芽は何時？は２月が４、１１月が７。
通常クリスマスローズの濃くない無雪地帯での発芽は１月頃から始まりますが、低温反応が少なくリビダスは１１月頃に発芽します。

ヴェシカリウスの原産地はどこ？はシリアが１０・オーストリアが０。
ヴェシカリウスは中東の砂漠地帯シリアからトルコにかけて自生しています。

花や種を作るのに必要な肥料は？、窒素肥料が１・リン肥料が３７。
一般に実肥と言われているのがリン肥料で窒素肥料は葉や茎を作るため、そしてカリ肥料は植物の根を丈夫にしたり生育させたりする肥料です。

２００９年春　ブログに掲載したクイズの結果をまとめています。

　

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