本文へスキップ

クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

理化学研究所のイオンビームマシーン

青森県立三本木農業高校

今年の夏のことです。
青森県にある県立三本木農業高校の先生から一通のメールが届きました。
メールの内容は、「農業実習にクリスマスローズの種子を提供してくれないか」とのことでした。

早速、その農業高校にクリスマスローズの種を送った。

都内の農業高校の先生と話していたとき、ある農業高校からクリスマスローズの種を提供してくれないかとの話があると。

教師 「県はどこ?」。
私  「県は青森」。
教師 「三本木農業高校か?」。
私  そう、「三本木農業高校だ」

教師 「すごい農業高校だよ、教員も生徒も熱くなっている、熱さでは農学関係の大学以上かも知れない」。

確かに高校のブログを覗くと、熱い。

毎日、高校のブログに教員達がその日の学校での植物のことや、農場での出来事や行事などを書いている。

その夏に提供したクリスマスローズの種は埼玉県和光市のある理化学研究所のイオンビームマシーンで、イオンビームを照射されこの秋に三本木農業高校で種を蒔かれている。
イオンビームを照射された植物の種は遺伝子に傷を作ってしまう。
そのイオンビームを照射されたクリスマスローズの種が無事発芽しても第一世代は親と同じ通常の表現の形。
しかし第二世代。
ここで傷を付けられた遺伝子がどのようになるかは知るよしもありませんが植物の体に変異を表してくると云う。
三本木農業高校に送った種と同じ交配から生まれたクリスマスローズはこれ。

クリスマスローズハイブリットシングル赤
どこでも販売されているクリスマスローズハイブリットの赤。
理化学研究所のイオンビームマシーンの手を借りたい。
一人の人間が出来ることは限られている。
それを、夢を可能にするには何世代もの人々の力が必要になる。しかしその時間を縮めるには理化学研究所のイオンビームマシーンが最適かもしれないが、イオンビームを当てたクリスマスローズの種は遺伝子に傷を付けられている。

その傷を付けられた遺伝子を持っている種からは遺伝的にそれまでと同じ花が生まれてくる。
そかしその種からの子供。

その種から、神様の思し召しによっては人間が考えるのと違った花が生まれてくると言う。
かすかな期待だが。

青森県三本木農業高校


 

クリスマスローズガーデン花と園芸の情報