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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

夏 クリスマスローズの病気

軟腐病

クリスマスローズの病気 軟腐病
クリスマスローズの病気といっても様々あります。
夏が過ぎる頃クリスマスローズが病気に罹って枯れてしまったとか、腐ったとかと良く聞きますがそれには必ずといって良いほど原因があります。

一般に言われているのは株の間の風通しが必要と、新鮮な空気、クリスマスローズに限らず園芸植物、農作物には必然といっても良いもので当たり前のこと。
野生の状態ですと植物は自分自身が活きやすい場所を求めて、太古から長い年月を彷徨ってきているはずです。

日光を、水を、温度をと。

しかし人間に管理された園芸植物は自分自身では移動することも出来ずに、水はもちろん日照など基本的な部分さえ人間の力に頼らなければなりません。

植物は
生殺与奪の権を人間に委ねている訳です。

そんな植物を栽培するのですから、特に降雨が多く湿度が高い日本列島ですのでカビやバクテリアなどを原因とする病気は必ずといって良いほど発生してきます。
クリスマスローズは丈夫だからとかで放りっぱなしでは綺麗な花を咲かせてくれません。
クリスマスローズの病気 軟腐病
写真は軟腐病に罹ったハイブリッドのクリスマスローズです。
根は腐ってどぶ泥のような異臭を放し株の軸基からスポット抜けてしまい、葉は精気を無くして薄茶色になってしまいます。

軟腐病は白菜などの野菜などを生産している農家の方にとっては恐ろしい病気です。
私どもの所では軟腐病はほとんど見られないのですが、種親など少し古くなった株には出てきてしまうことがあります。

過信。

クリスマスローズの軟腐病は、クリスマスローズが
園芸植物だと認識して栽培している方にとってはそれほど恐ろしい病気ではありませんが、生半可な知識で管理している方は要注意の病気です。

軟腐病が出た株のそれまでの経過などを思い起こしてみますと、作業の時期を無理に変更してしまったり、ちょうど良いサイズの鉢が無かったりして、えいままよとばかり大きめの鉢に植え込んでしまったり、また
鉢の表土が崩れているのにそのままにしていたりと、クリスマスローズに無理をさせてしまったり、それで気がつくと後の祭りとなることが起きてしまいます。

人間社会も植物の社会も、基を辿ればそれほど異なってはいないようです。


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