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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

アリとクリスマスローズ

アリと種

クリスマスローズの種を運ぶアリ
ハウス脇の石畳にこぼれたクリスマスローズの種を「どっこいしょ どっこいしょ」と地面を歩き回っていたアリが持ち上げようとしていました。
アリを気にするときはアブラムシが居るかどうかというときだけで、普段は可哀想だが靴の裏で何気なく踏みつけてしまっていた。

種を採取し袋を入れてある箱を持ち上げようした時、今日に限って石畳を何気なく見るとこぼれたクリスマスローズの種を、小さな体で右へ行ったり左へ行ったりしながら種を持ち上げようとしている。

アリにとって毒の成分が入っているクリスマスローズの種を巣に持ち込んでいくかどうか、カメラを構えて見ていたがどうにもこうにも自分の体より重い種を動かすのはアリにとってとても難儀のようだった。

しばらく種を転がしていたアリはその作業に疲れたのか急ぎ足で次の食糧を探しに行ってしまった。
そのまま他のアリがクリスマスローズの種をどうやって運ぼうとするか見ていた。
動き回っている他のアリたちはこぼれたクリスマスローズの種には見向きもせず、仲間同士互いに何かを確認するように触角をこすり会わせ忙しげに動き回っている。

「あの種を巣に持ち帰っても良いのか?だめか?」「食えるのかな」。
何をアリたちは小さな体で話していたのだろうか。

時々、春になると庭の片隅にクリスマスローズの小苗を見つけるときがある。
種を蒔いたわけでは無いのに、苗を植え込んだものでも無いのでそのままにしておいたが、たぶん小さなアリがこぼれ種をドッイコイショと運んだのかも知れない。

そんなこんな事を考えていると、子供の頃ガラス瓶に砂を詰めて、小さなアリを捕まえアリの巣を作って遊んだことを思い出す。
百匹もアリを捕まえてガラス瓶に入れてみて数時間ほどするとアレ不思議、細かな迷路をガラス瓶の縁に模様を描いている。

そのけなげに動き待っているアリを見るとガラス瓶のふたを開け砂糖をご馳走したことが走馬燈のように蘇る。

 

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