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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

ブラックダブルの噂話し


クリスマスローズブラックのダブルが無いか?、との問い合わせ。
それも客注でとのこと。
ある園芸専門店からの注文。
この注文には、参ってしまった。降参。

正直ブラックのダブルというようなものは手元に出来て、株はある。
グレーというような色のダブルもある。
しかし通りはブラックダブルでも、気温などで花色などが変化し赤みが強く出てきたり紫が勝っていたりしてくる。

シングルのクリスマスローズブラックはほぼ黒と言っても良いのだが。
お客様からの問い合わせので多いのは、雑誌などで市場にはあまり出ていない、レアな花を紹介されてその花が欲しい。

雑誌は売り上げほしさにほしいほしい病をあおる。
好き者には罪作りな話だ。
これは少なく見積もってもクリスマスローズの将来には良くはない。
ブラックダブル、実際にはそう簡単にできるものではない。
つまり販売にはなかなか供されないのが現実。

7〜8年前にはシングルのクリスマスローズ黒さえも貴重品だった。
自分自身、だいぶ前におつきあいしていた生産者から特別にと一株だけ分けてもらったものだ。
ここのところは以心伝心。
それが、この写真に実っている。
黒という色を、形を出すのには試行錯誤の連続。
幾つの組み合わせを行ったか、そのうまく行かなかったクリスマスローズは株は穴の中。
気象条件が異なれば色は変わるし、形も変化してくる。

レアーな花でも、よほどのオリジナリティーをもっていない限りあっという間にクリスマスローズはレアーでは無くなるのがこの世界。

そして売れて、儲かるとなるとなると市場にはコピーが氾濫する。

あわてず騒がず、ゆっくりゆっくり待ちましょう。
 

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