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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報
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クチナシのブートニア
アルカポネとクチナシのブートニア
ブートニア。
ブートニアとは結婚式などで花嫁のブーケと同じ花で作られ、新郎のボタンホールに飾る花のことを言うようだが。
この白いクチナシの白い花で作られたブートニアをアメリカでの禁酒法時代のギャング、アルカポネが最も好んだ花だったようだ。
黒いスーツのボタンホールに挿した真っ白なクチナシのブートニア、マシンガンを小脇に抱え、葉巻を口元でかみ苦み走った男にはさぞ似合っただろう。
何となくハリウッド映画の世界に入っていくようだ。
この話はだいぶ前に読んだ本の中に書かれていたことですが、クチナシ(Gardenia)の花は咲いたと思うとあっという間に色あせてしまう。
クチナシの花の哀れさが、無法の時代にFBIの向こうを張った命知らずのギャングに好まれたことは何となく解るような気がしてくる。
アルカポネばりに植物を痛めつける害虫が居る。
過度に農薬を濃くすれば薬害が、そして濃くしたからと言って特に効果も現れずといったところで悩んでいるのがダニやスリップス、そしてアブラムシたちの害虫。
梅雨の最中に咲いてくるクチナシの白い花、見た目と違って意外とやっかいな花だったことに気がついた。
この写真でも解るように白い花弁のあちらこちらに黒く細長い点々が付いている。
これはクリスマスローズならずとも植物にとって一番やっかいなスリップスかもしれない。
拡大写真を幾つかの資料と照らし合わせてみるとスリップスに似ている。
体長1〜2ミリ弱程度。色は黒から焦げ茶色。
クチナシの白い花の上で盛んに動き回っている。
種類は解らないがミカンキイロアザミウマやチャノキアザミウマなどとも少し違う。
子供の戯れ歌で出てこい出てこい、、、、うま出てこいなどと声をかけるが。
黒く長い点々がスリップスだったとしたら500倍程度の砂糖水を作り、その中にスミチオンなどの殺虫剤を千倍程度に薄めてスプレーで花にかけると、花弁の奥に潜んでいるスリップスが出てきてその毒の入った砂糖水をなめて死んでくれる。
クリスマスローズの八重花などでは花弁や蕾の奥の方に入っているので、通常の殺虫剤散布ではなかなか退治が難しい時に是非とも試していただければと思います。
世情、特にネット社会になってから、それって本当なのと言いたげな話題がSNS上のツイッターやユーチューブなどに多く出てきています。
都市伝説みたいに。
それは今に限ったことでは無く相当昔から園芸の世界に蔓延っていた事。
たとえば殺菌のためにハサミやナイフを火であぶるとか、葉に着いた水滴がレンズの役割をして葉を焼いてしまうから日中には灌水できないとか、中学生レベルの知識でもそれは可笑しいと言われてしまいそうな話題。
砂糖水をスリップスやアブラムシに食わせて防虫効果をあげるって本当に出来るのと思っていたところですが。
ところが意外と身近な農水省のホームページにこの砂糖水の話が載っていました。
本当かなと思ったら農水省のリンクをクリックして見てはいかがでしょうか。
https://www.maff.go.jp/j/council/sizai/tokutei_noyaku/06/pdf/data6.pdf
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