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クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報

若泉ファームのサイトにようこそ。お届けするクリスマスローズは奇跡の花、ニゲルとチベタヌスの交配種「絹」、外覆輪のセミダブル「雅」、ホワイト糸ピコティ「FirstKiss」、グリーンピコティ「翡翠」、赤い雄しべをもつ「卑弥呼」、 第4のクリスマスローズジャンル「Shall We Dance」などオリジナル品種をネットショップにて販売していますのでご利用ください。

初心者のための苗からの育て方

秋 ご注文の苗が届いたら

クリスマスローズ初心者のための花苗からの易しい育て方
クリスマスローズの花アレンジ

クリスマスローズの花苗販売は前年度の初夏に種を採取し、本年1〜2月に発芽した苗を秋9月末から10月になり気温が苗の発送に無理が無くなってからお届けいたします。

(一部の原種では発芽から2〜4年の期間を過ぎています)

10月頃の気温はクリスマスローズの根が活発に動く時期と重なって、輸送時の苗痛みが無く安心してお客さまがクリスマスローズの苗をお買い求めいただける季節です。
原種 三年苗 苗ニゲル 原種とニゲルの販売苗

植え替えの準備
秋にお買い求めいただきましたクリスマスローズの苗(7.5〜10.5センチポット入り)は、11月末頃までか春気温が暖かくなった2月から3月頃に12センチ〜15センチの鉢に植え替えます。
原種など一部の種類で葉が枯れていることがあります。
トルカータスやアトロルーベンスなどヨーロッパ内陸部に自生している一部の原種特有の現象(春に発生する葉芽は土に中に残っている)ですので心配はいりません。

翌春2月頃に新葉が発生してきますのでそれを目安にして1サイズ大きな鉢に植え替えてください。
用土は単一用土をブレンドしても、あるいは園芸店などで販売しているガーデニング用の用土でも問題はありません。
水はけさえ良くしておけばどちらでも苗の生育に関しては変わりませんが、ピートモスや水苔が入っていない用土を選んでください。
鉢は園芸店やホームセンターで販売されている駄温鉢やプラスチック鉢などで縦に細長い鉢を使いますと根腐れ防止になります。

用土の一例
赤玉土 6割前後、腐葉土 3割前後、軽石あるいは鹿沼土 1割前後  燻炭と消石灰 若干

植え替え作業をする前にホームセンターや園芸店などで苗トレーなどを入手しておきますと、植え替え後のクリスマスローズを管理するのに役立ちます。
(サフィニアなどの苗トレーは園芸店などで無償でもらえます)
苗トレー

簡単な植え替えの方法と準備

植え替え数日前からクリスマスローズが植えられた鉢土を乾きかげんにしておきます。

植え替えの前日に新しい植え替え用土をバケツなどの容器に移して水で湿らせておきます。

土の堅さは手でにぎり締めて開くと自然に幾つかの固まりに分かれるくらい。

植え替えの作業自体は簡単ですが作業を行う場所にはご注意ください。
直射日光の当たる場所での作業はポットから抜き出したクリスマスローズの苗の根を乾かしてしまう恐れがありますので必ず日陰で行うか曇りや雨の日を選んでください。

鉢の底に3〜5センチほど湿った用土を入れ、ポットから抜き出したクリスマスローズの苗を根を崩さないようにして置きます。

苗の周囲に新しい用土を入れ用土の上2〜3センチ前後のウォータースペース(水代)をつくります。
鉢の周囲を軽くたたき用土を安定させ日陰の場所に移動させます。

鉢に用土を詰め込むときには鉢の周囲に鉛筆のように削ったピンセットか割り箸などを差し込み軽く揺するようにすると土と根のなじみが良くなります。

植え替えの時には新しい用土は湿らせていますので、植え替え時には水は与えず翌日の朝に鉢の底穴から水がしたたり落ちるくらい与えます。

クリスマスローズの植え替え作業が終わって数日間は日陰の場所に苗をおきますが雨の日や曇りの日に日光が当たる場所に移動させます。
ポット上げしたばかりのクリスマスローズ苗 3月、ビニールポットに植え替えしたクリスマスローズ苗。
ポット換えされた苗秋、10.5センチポットに植え替えされた苗

植え替えられたクリスマスローズ苗秋、7・5センチから12センチポットに植え替えされた苗

肥料と置き場所
植え替え後1週間ほどして新根が出始めたら肥料を与えはじめます。
園芸店などで販売されている液肥(ハイポネックス・花工場など)でも固形肥料(緩効性化成肥料・IB化成肥料・エードボールなど)でもどちらでもかまいません。

クリスマスローズでも他の鉢花でも同じですが固形肥料を与えるときにはできる限り鉢の周囲に置くようにします。(クリスマスローズに限らず植物の根は鉢の周囲を目指して伸び出しますので肥料は鉢の周囲に置くようにします)

植え替え後暫くは日陰に、数日過ぎたら日光が当たる場所にクリスマスローズを移してください。
また油かす単体の肥料はナメクジやカタツムリが発生しやすいため極力避けるようにします。
肥料を与える期間は通常10月から翌年の5月中旬くらいまでです。

水やり
秋から冬・春にかけての水やりは2日くらいの間隔で鉢土が5〜6割ほど乾いたくらいの感じで午前中に与えるようにします。
6月から9月の気温が高い季節は朝早くか夕方4時過ぎに与えます。
(日中、高温になった鉢土の温度を冷ますことを念頭におきます
特に気温の高い夏は鉢底から冷たい水が流れ出すくらい与えるようにします。
初冬の古葉切り
来春に花を咲かせようとしているクリスマスローズ(無茎種のみ)は初冬の頃、春に出た葉を軸元から数センチほど残して切り取ります。
その際はハサミなどの器具は第3リン酸ナトリウムの10パーセント溶液で消毒します。
古葉を切り取っても問題が発生しないのは無茎種のクリスマスローズだけで、他の有茎種・中間種などのニゲル・アゥグチフォリウス・リビダス・フェチダスなどと、その交配種は枯れた葉などを切り取る程度にとどめます。
(実生発芽1年くらいの苗には古葉切りの必要はありません)
古葉切り
初心者が陥る植え替えの失敗
クリスマスローズに限らず園芸植物の鉢栽培では、最初から大きな鉢や極端に深い鉢に植え替えると植物が大きく育つと思っている方もいますが、これは害多くて利益は全くありません
クリスマスローズに限っては春と秋2〜3センチづつ鉢サイズを緩めるようにして栽培します。
根鉢を解したり水で根を洗ったりすると最悪の結果を出しますので決して行わないようにしましょう。

クリスマスローズの肥料について

クリスマスローズの鉢について

クリスマスローズの土について

  

 
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